【2021年度】はじめまして、三文文士会です。


 新入生の皆さん。ご入学、おめでとうございます。

 

 そして、はじめまして。僕達は【明治大学 三文文士会】です。

 このページを開いてくださった皆様に厚く感謝しつつ、本サークルについて、簡単な紹介をさせていただきます。

 

 僕達は、明治大学唯一の公認総合文芸サークルです。ここで言う、「総合文芸」というのは、「文芸でさえあればジャンルを問わない」という意味と取って貰って構いません。本学には他にもミステリー研究会さんをはじめとしてあるジャンルを専門的に取り扱う文芸サークルがありますが、僕達は良くも悪くも特定の専門分野を持ちません。

 

 1989年の創設以来、30年以上に渡って活動を続けており、2004年の初参加を皮切りにコミックマーケットなどの文芸誌の即売会にも参加しています。昨年はコミケ中止や対面活動の禁止により従来とは大きく異なる活動体制を強いられましたが、複数の大学の文芸サークルによるオンライン合同誌「BLOOM」に参加させていただくなど、その中でも精力的に活動してきました。

 

 僕達の活動は、「三文文誌」という部誌の形で結実します。毎年度5冊ほど(昨年度は4つでした)の発行が予定されていて、すべてのサークルメンバー(文士、と呼んでいます)に作品を提出できる機会が与えられます。もちろん義務ではありません。読み専の人や、毎回ではないものの作品を作る人、毎回ほぼ必ず書き上げてくる人、十人十色です。

 結実した部誌を文士全員に配布し、集まった作品を皆で評価し合う「批評会」も、僕たちの活動の重要な柱です。「執筆」「部誌作成」「批評会」。この3つが三文文士会の活動のほとんどです。しかし他にも、著名な作品をテーマに語り合う「読書会」など、前述の3つに留まらない新たな取り組みも僕達は常に模索し続けています。

 

 日ごろの活動について、批評会は対面の活動になります。和泉キャンパスで開催するため、そのほかのキャンパスにお通いの方は批評会の参加が難しいこともあると思いますが、批評会もまた強制参加の活動ではありません。基本的に、僕たちの活動に強制参加のものはありません。また、飲酒の強要など、倫理に悖る行為もありません。

 ただし、新型コロナウイルス感染拡大の情勢に鑑み、明治大学から活動制限の指示があった場合は、Discordを用いたオンライン批評会に切り替える予定です。また、その場合、部誌も紙媒体での発行を延期し、本ホームページを用いたオンライン上での公開になります。

 

 文士について、さきほど「十人十色」と表現しました。これは作品の提出だけに限った話ではありません。男女比は男子の方が多いと言えますが、例えば所属の学部、入部以前の執筆経験、よく読むジャンル、よく書くジャンル、性格などは、一概にこうだと言えない多様性を持ちます。たとえば私はこうです。基本的には毎回作品を出すことを心掛けている。高校でも文芸部で活動していて、よく読むジャンルは雑食、よく書くのはややSF方向寄りのフィクション。性格については自己評価が難しいので控える…。執筆経験については、僕よりも長い人も、初めて書いたという人もいます。つまるところ、初心者大歓迎です。

 

 最後に。改めて本HPを訪れていただきありがとうございます。

 本HPやTwitterのほかにも、三文文士会は、4/1から開催される新入生歓迎期間に和泉キャンパス内でブースを出展しています。4/1、4/2については第三校舎の46番教室(正門から入って右手奥のちょっとボr……もとい古い建物の四階)でブースを出展しています。それ以降の場所については、また追って本HPおよびTwitterなどで順次報告していきます。

 

 昨年度に発行された部誌は、全てオンライン上で公開されています。三文文士会の活動を知る一端になれば幸いです。

 ・新入生歓迎号

 ・春夏合併号

 ・文化祭号

 ・秋冬合併号

 また、2021年度の新入生歓迎号も既に公開準備に入っています。公開の暁には本HPや公式Twitterアカウント(@Sanmon_Official)でお知らせします。ご期待ください。