批評会議事録の変更について(議事録担当者より)

いつもお世話になっております。

批評会議事録を担当しております 、三文文士会2年の遥弥生です。

 

本日は、批評会議事録の形式変更につい てお伝えしたいと思います。

 

これまで批評会議事録は発言者ベースの箇条書き形式で、内容もどちらかというと批評会の再現を重視するものになっていましたが、今後は議論の中心となったいくつかの主題を 、レポート形式でまとめるという形に変更したいと思います。

 

理由は大きく以下三点にわたります。

 

第一に 、二日形式を採用したことで 、批評会の形式自体が議事録の形式に馴染まなくなってしまったということです。

一発言者が複数回にわたって発言したり、一部のトピックを巡って議論が白熱したりといった事態が、以前よりも増加したのです。以前は発言者ごとの箇条書きでもある程度リアルタイム風な批評会の様子が議事録内で再現できていたのですが、現在では困難になってきました。

 

第二の問題点は、トピックごとの議論の再現性が薄いというものです。議論に参加している人間は、ふつうその時点で問題となっている主題が何なのかを意識しながら発言に耳を傾けるものです。しかし議事録では、雑多な議論が発言者ごとに整理されており、読者はそれぞれのテーマについていったいどういう議論がなされたのかを知ることができません。そのため発言の質量が増加した現在では、批評会の様子を忠実に再現するよりも、展開された議論がどのようなものであったかをきちんと整理したうえで記事にした方が、より有意義なのではないかという議論に至ったのです。

 

最後に、この議事録を会内でもっと有効活用してもらいたいという私個人の願いがあります。これまでこの議事録は、欠席者や、活動の様子に関心を持っている外部の方々向けに作成していた側面がありました。しかし私は回を追うごとに活発になっていく批評会を見るにつけ、参加した方々が閲覧してもなお得られるものがあるような議事録を作りたいと願うようになりました。そこで、トピックごとに内容を整理しておけば、後から見返しても役に立つ議事録になるのではないかと思い、上記のような決断に至った次第です。

 

これまでより、さらに「読んで面白い」議事録を目指したいと思います。何卒よろしくお願いします。

 

なお、合宿中の批評会議事録は上述の新しい形式により近日アップロードする予定です。