批評会(5月26日)

作品名:アクセサリーを卒業できない

作者名:白井こむぎ

質問事項:

改善点や気になった点があればなんでも教えてください。

 

・等身大のメッセージが良い

・後半、恋人の浮気いる?←完璧な彼氏とってつけた感じ

・タイトルからやりたいのは後半では?「(作者の答え)後半からタイトル」

・タイトルと主題を一致させるべき

・彼氏のキャラの行動必要性がない←前半と結びつけた方が良い

・結構好き

・補聴器や5p中「ときおり~」の部分が好き

6p下段「終電~」←ケーキ屋は営業時間外では?

・ハッピーエンドに見せかけたどんでん返しの所が好き

・最初の3p、流れるように読めた

・全体的にいい話

・「合理的」というテーマが最後まで繋がっていてよい

・彼氏の存在前半に出すべきでは

・構成の改善

・文章のこだわりを持つべき

・イメージを膨らませるべき

・工夫は良いが、表現の目的をもっと具体的にするべき

・文章をちゃんと書けている

・プロット練られてる感じがする

・形容詞の使い方が雑

・こそあど言葉が多い←どの程度なのか分からない

・「不自然じゃない」「ふわふわ」表現の重複がくどい

・補聴器→合理性の流れに少年の存在理由があまりない

・伏線ない(難聴)

・長い話を耳の悪い子にするだろうか

。行動の一貫性がない

・主人公のキャラが少しぶれている

・主人公のキャラがあまりたっていない

・スルーするより、ケーキを投げる方が自然

・メッセージ性が強い←ストーリーで伝えるかキャラで使えるか

・西尾維新っぽい(文の繰り返し)

・タイトルかっこいい

・テーマ「世界は合理的」? アクセサリー←誰かの一番になれない テーマは一つにするべき?

・主人公の言動と引き出すものが反している

・クルトガの名前を出さないのに、実際のゲーム名を出すのは整合性がとれていない

・男の子 キャラいきいき 主人公モノトーン ←主人公っぽくない

・ストーリー面白い

・最後の文は強烈だが、その前の一文が同じようであるために印象を薄れさせる

・「合理性」という言葉を使わずに書いてみては?←文学的に高度に!


 

作品名:量産型一点品

作者名:羊野羊

質問事項:

①この話の第一印象を教えてください。

②二人の関係性についてどうお考えですか?

 

・ふしぎの感じの使い方

・「なる」の漢字表記などによって、読みにくいところがある

・特別に「なり」たかった←漢字ではない

・前半の「彼らに~」←分の繋がりが分からない

・「いーちゃん」戯言シリーズ(作、西尾維新)っぽい

・文章は個性的だがストーリーがありふれている

A2 恋人同士最後の「彼女」が象徴的

・一点品になりたい→愛情(テーマがしっかりしている)

・オチもしっかりしている

・「ごみ箱に捨てられる」の表現良い

・象徴する物や行動でテーマを表現するのもよい(理屈で書きすぎ)←ソーダを放り投げる。いらないと言って残すなど

A1主人公何をそんなに悩んでるの?←普通の精神状態では入り込みにくい

・主人公にもっと具体的なエピソードを

・動機が弱いメッセージが伝わりにくくなる

A2良い関係

・最後の「空になった~」の部分が良い

A1面白い書き方、日常の在り方を表す小説

A2仲が良い

・名前を呼びすぎ?(会話に独特な雰囲気作られている)

・最後の表現は良い

・短いストーリーなら、なぜ表現を長くするのか目的を意識した方が良い

・「大正解」は言い過ぎでは? 星の王子さまなら挿絵で分かる

・量産型の良い側面を入れた方が、深みが増す

・引き合いの出し方は良い

・満員電車で口喧嘩?

・無表情なのは普通

・扱っているテーマは普通

・現代:量産型でも別にいいじゃん 

・言及しているテーマは書き尽くされている

A2百合だということは分かるが、よそよそしい←特別な呼び方をしないと関係を維持できない、「いつも特別」言葉にしなければ伝わらないところに関係の希薄さが見てとれる

・最後喜ばせない方がよい

A1電車でやることがなければ、主人公のように考えるのではないか

A2大学の女友達だと最初は思っていたが、作者らかの質問を読むと、恋人の関係であるのではないかと思った

・県外から来ているのに、2限の授業が始まる前に学校に着くのはすごい←二人の時間を得るためなら納得


 

作品名:ある日

作者名:野口智幸

質問事項:

①全体的に何か(風景描写、心理描写、会話など)足りない箇所はありますか。

②ラストの緊張感をもっと高めるにはどうしたらいいですか?

 

A1最初→最後 何故そうなったのか描写がない

A2 急に変化し過ぎで、緊張感ではなく困惑を感じる

・前の文章と繋がっていない部分がある

・題材は面白い

・ぐーたら友人に呼ばれる←その後友人はどうなった?

・平行世界で死ぬと言われたのなら、雰囲気を出した方が良い

A1足りないというより、占い師の部分に尺を取り過ぎ

・占いの後、もっとありそうな感じにした方が良いのでは?

・ストーリーの整合性がない

・結末の意味が分からない

・何を書きたかった?

・動機がないとグダグダに

・プロットしっかりするべき

A1ラストの占いで水晶が割れた後のシーン何故そうなったか分からない

A2 奇妙な感じ恐怖(理由が分からないから)は感じた

・理由をしっかりすれば緊張感が伝わるのでは?

・冒頭の文良い

・占い師に関する確率論間違っている気がする

・占い師が語る意味は?

・不思議な話

・主人公600分の1で死ぬ。最後の行→死んでいない→600人の残りの誰かが死んだ→主人公が生き残る。この過程を経ることで緊張感が生まれるが、一読だけでは伝わらない

・くどい。するっと読めない

・主人公自己紹介しない方がよい←客観視できる

・蛇足の説明多い

・占い当たっていると結論できるオチにした方が良い

・主人公の語りが面白い「孤独のグルメ」っぽい(「オレの好みだ」の部分など)

・上げて落とす演出はよい

 

・センスを磨いて欲しい←特に文章(好きな物を突き詰めて)