批評会(5月19日)

作品名:半透明の無香を落とす

作者名:ふささらさら

質問事項:最後の幻想っぽいやつがない、会話を主軸にした状態でも成立したでしょうか

 

・最初暗めのイメージ、退廃的

・締め方が妙に明るい←作品のカラーはっきり(もっとジメッとするべきでは)

・表現 丁寧→イメージし易い

・幻想のイメージは受けなかった

・このままでよい(会話)

・ふささらワールドが“まとも”を消す

・表現が回りくどいのは良いが、ちょっと分からなくなる(p82シーツ)

・指示語が分からない

・質問については成り立つと思う。幻想の要素は強い方ではない(金木犀の描写はいらないかも)

・表現が独特で良い

・傘の締めくくり、色合い良い

・幻想的な描写で幻想を表現されると分からない

・もともと幻想的だから現実的でいい

・回りくどいのに一文一文が分かりやすいからいい

・地の文が幻想的で美しい

・最後の所好き!

・二人の関係 S.M(歪み)→感情が見えない

P84 F「置いてかないで」←感情が見えないから浮いた主従関係の描写もっとして欲しい

・温かい器とサドルの会話の描写魅力的→発想すごい!

・ドMとドSが究極過ぎて嚙み合わない

・金木犀やアスファルトの表現は筆力がある証拠

・ミルクティー、ねぇの後に地の文

・感情描写を書かないならではの魅力→分量増やす(しつこくなるかも…)

・鈴木 清順の映画見て「ツィゴイネルワイゼン」幻想チック←この印象

・質問は成り立つ(台詞 文体 が映像重視)

・内面描写一切、切った かなり完成した!

・「パプリカ」など現実と幻想が分からなくなるような世界を究める

・台詞の配語はあまり気にしなくてよい

・ストーリー 意識すれば長編になる可能性も

・開業、キャラ設定に問題が

・・2段目 中行 主語がない

・「私たち」何人?(キョーコとアスミと私?)

・「よ! キョーコ」言ったの誰?

・文字数の管理 状況説明が甘い

・5WH=理解できる条件

・一段 分量=文庫本1ページ

・主語を統一しないまま段落が完結 扉の場面がややこしい→一人語り

・最初2人 アスミ=段落の動作の当人

・段落で主語の統一

・アスミとキョーコのキャラが不鮮明

・私が分かるのは2段目

・優等生と不良の描写を

・キャラの情報を台詞地の文で取り入れる

・セリフの中で説明しない

・セリフの中でそのキャラを立てていくといい

・セリフの中で話し手が誰か示す

6002000で1場面

400012万までのストーリー

・原稿一枚で場面文脈を作る


 

作品名:本気だから後悔

作者名:浅木夢美子

質問事項:この作品のタイトルはなんですか?

 

・ライトノベル的、コミカルな雰囲気

・何故死んだ?

・少女の立ち位置

・妙に主人公がハイ

・センチメンタルになってもいい

・割り切る感じが良い

・授業の描写濃く

・段落的に前向きになった方がいい

・藤子F不二雄の印象

・どういうスタンスで読めばいい?(ギャグ)

・セリフの後に続く地の文が良く分からない

・話の構造が簡潔!

・オチが分かってしまう

・最後無理心中など意表を突く

・読者の予想を裏切る展開を

・キザ、ピュア

・メッセージが斬新←「真剣に生きたから…」

・いかに幸せが身近にあったか

・みんな真剣に生きてるんだ←これを表立ってアピールする必要はない?

・死ぬあたりの描写も簡潔に

・簡潔にストーリーがまとまるところ良い

・「真剣に~」のシーン 主人公のささやかな幸せに気付ける思想が好き

・この作品好き

・急性心不全は痛まない

・本気でやってるから満足→とても斬新なメッセージで好き

・温かくて好き

・リズムが好きテンポも

・ドラえもん感

・キャラor自分らしさ出して

・文教表現にこだわりが感じられない。その分テーマで補う

・陳腐になっている

・展開もっと作る

・どこか面白味を付ける

・コミカル路線

p31「急性~」が文体と合わない


 

作品名:See you tomorrow

作者名:暮空紡

質問事項:

①読みにくい、意味が分かりにくい、違和感がある文章はありましたか。また、そのような文章にならないように気をつけていることがあれば教えてください。

②好きな舞台設定、シチュエーションがあれば教えてください。

 

・「世界が終わる前日」の企画。自発的だったらもっと良かった

・女子高生2人の会話 プラスワンが欲しい

・悲観だけで終わっている→屋上の設定にそぐわない

・キーワードの工夫良い

・作者の女形が好き!

・テーマから星新一を想起

・「うん」が多い。「頷いて…」などバリエーションつけて

・全体の雰囲気好き!(屋上の設定爽やか)

・地の文(一人称)のセリフ食い違い

・ねじれ(日常←世界の終わり〈非日常〉)

・雰囲気好き

7「棺桶の~」もっと表現やさしく、日常感を出す

・人生観がとりとめのない雑談の中に出てくるからおかしくないが、もっと会話が続くと良い

・「ポストアポカリプス」「ナウシカ」などの終わり方もよい

・読めてよかった

・綺麗な文章+空気感が良い

・ℓ2上「もっと好き勝手~」日常会話にふさわしくない

・詩的な表現

・世界滅亡前に授業は行かない

・日常性が欠けていない

・「そういえば世界滅亡」「また明日」希望的観測の表現グッド(good)くる

・ちょっとくどい。台詞っぽくない

・女子高生っぽい

・世界が終わるのに雑談

・「星が降ってくるのをみんなでみるの」

・女子高生のプール金魚事件、馬鹿らしさが女子っぽい

・「京子も優等生って感じなのに…」てところが台詞っぽくない

A2、主人公が周りの環境に翻弄されるのが好き

・「うん」で会話成立するからおかしくない

・地の文と台詞の区別ハッキリ