批評会(12月3日)

作品名:サンセットティータイム

作者名:うかい剛

質問事項:

1、こんなことをするメイドが見たい、というのがあれば教えて下さい

2、あなたにとって理想の使用人の条件を教えて下さい

 

質問の回答としては、

 

(1について)

  家事をしているところ

  メイド同士の近所付き合い

  旦那様とのかかわり

 

(2について)

  戦うメイド

  金髪青目

  忠実だけど反抗してくる

  小さい女の子のメイドさん

  存在

  ストイックなメイド

 

などがありました。

 

また、

 

  英国風メイドらしくない

  かけあいはよいのに活かせていない

  ユウヒが日本人であることをもっと押し出してほしかった

  (執筆期間に対して)時間がなかったのがわかった

  マリー「キャップは隷属の証」から自由な性格だとわかるが、ここをもっと活かしてほしかった

  戦わなかったのでよいが、バトルものの文体がそのまま使われていて残念だった。擬音などが多かった表現をもっとかたくしてもよかった

 

などの指摘がありました。

 

感想や肯定的な意見としては

 

  正統派メイドでよかった

  読みやすかった

  映像として想像して読めた

  ユウヒちゃんが妹属性でかわいかった

  せっかくなので、息子さんの話も読みたかった

  もっと長いとよかった

 

などがありました。

 

作品名:ユニコーンの指輪

作者名:冬原

質問事項:一話完結ものとして構成上よくなかった点を教えて下さい

 

質問の回答としては、

 

・とくになし

  気にする必要なし(相手を楽しませる意図でないため)

  特別にはなし

  端折ったところなどが感じられたのは惜しかった

  過去の話に主眼が置かれてり、現在より昔の話に重点が置かれていた。現在の重要性が低くなっていたため、こちらにも主眼をおくとよい

 

などがありました。

 

また、

 

  主要登場人物の語り口が類似しており、混乱した

  比喩と情景描写の境目が曖昧だった。比喩の中身をさらに動かしてしまったためか。わかりやすいかき分けをするべき。

  キャラの行動原理が曖昧だった。もう少し考えてほしい。

  作者の作風でもあるが、伝える内容が迷いやすく、ぼやけやすくなっていた。ページ数の枠組みもあったためか。

  集中するポイントを決めるとよい

  後半の押しが弱いのが惜しい

 

などの指摘がありました。

 

感想や肯定的な意見としては

 

  面白い

  全体としては綺麗にまとまっていた

  王道ストーリーとして楽しめた

  (冬原燎の作品の中で)ファンタジー系が多い中の現実的な話を書くという挑戦ととらえた。よい。

  登場人物のエピソードを集めて作品にしていく作風が作者らしい

  顔の描写がなかったが、今回も意図的なものだろうかと考えた

 

などがありました。