批評会(11月20日)

作品名:芦花公園ブルース

作者名:頤長太郎

質問事項:気に入ったシーンとかはありましたか?

 

  地の文がくだけすぎているのに、会話が芝居がかっており、噛み合っていない

  三人称の方が見易い

  キャラクター同士の関係がわかりづらい。人数を減らしてでも、重要なところを深めるべきではないか

  フィクションとしての大学生がよく書けていた。ただし、実際の大学生が読むとリアリティに欠けて見える。特に登場人物にそれが見られた

  雰囲気は伝わるがストーリー的にはひっかかりが欲しい

  もっとオーバーな部分がギャグなら必要ではないか

  (東西南北について)春日井くんとは関係ないところの人間関係が薄かった

  日常を描いている作品にしては文章に遊びがない

  壮大なキャラクター説明に終わってしまっている

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

 

  (キャラクター、西村さんについて)友達にはしたくない。もっと楽しい人ならよかった。主人公はもっと怒っていいと思った

  京王線アピールはできていた

  何もないところが逆によかった

  構造は面白かった。

 

などがありました。

 

作品名:あやかし女子寮

作者名:水原硝子

質問事項:

1、会話が多いのか気になりませんでしたか?

2、キャラクターの性格・特徴つかめましたか?

3、話の流れで不自然なところがありましたら、ご指摘お願いします

 

質問の回答としては

 

(1について)

  特に気にならなかった

  会話が多いからこそよかった

  地の文を増やすと逆にぼろが出るから(これでいい)

 

(2について)

  つかみやすかった

  キャラが立ってオタ。妖怪の役割づけがわかりやすかった

  性格はあまりつかめなかった

 

(3について)

  マリー・アントワネットの流れがよかった

  特になかった

 

などがありました。

 

また、

 

  最初振り返り(回想)なのに、最後が当時の目線になっていた

  服装描写がイメージしづらく、くどかった

  もっと長く書いてほしかった

  服の色を描きすぎていた。心理描写などをからめるとよいのではないか

  オチは好みがわかれるものだったと思われる。読者によってはがっかりしてしまう

  名前が覚えにくかった

  キャラを掘り下げる文が少なかった

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

 

  めっちゃ好き

  構成がうまい

  やたらカタカナ語を使いたがるところがよかった

  何も起こらない話だが、最後にちゃんとオチがあってよい

  雰囲気もよかった

  ぐちゃぐちゃのケーキの表現が好きだった

  感情移入できた

  無駄な情報がない

  世界観へのひきこみがうまかった

  書き出しが好き

 

などがありました。