批評会(10月30日)

作品名:青い夕暮れ

作者名:冬原燎

質問事項:感想を聞かせてください

 

質問の回答としては

 

  雰囲気が暗かった

  雰囲気が好みだった

  「落陽に〜」、の句が好みだった

  「鳴かぬなら〜」の句が好き。本歌取りっぽく、みだれ髪っぽくもあった。技巧的だった

  ほととぎすの句が好き

 

などがありました

 

また、

 

  要素の組み合わせがうまくいっていない

  よくも悪くも「冬原燎」らしい

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

  春から冬への四季の統一感がある

  音の感覚を楽しむもの

  幻想的だった

  影がある

  暗い暖色のイメージだった

  赤と黒のイメージ

  色彩から想像が拡がる。詩みたいだった

 

などがありました。

 

作品名:あついなつ

作者名:かんたろう

質問事項:ミステリーってなんだと思いますか?


質問の回答としては

  「謎」が欲しい

  序盤にひっかかりが要るのではないか

  基準は人による

  「謎」を主題としていればミステリー

  「謎」→「推理」→「解明」の流れを持つもの

  「謎」を話しの中心にするもの

 

などがありました。

 

また、

  ミステリーじゃないのではないか。痴話喧嘩のくだりなど

  財布の行方で論理が破綻していた

  後出しの表現が見られた

  この作品には「推理」の部分が足りなかった。「伏線」を使ってみてはどうか

  主人公の心情が不明だった。大切なものへの想いがおかしい

  ソラの性別を明らかにして欲しい

  句読点の読点が多いのではないか

  文章自体が迷っていた

  秋葉原をもっと絡めてほしい

  翻訳文っぽい文章だった

  2ページでミステリーは厳しいものがある。場面や描写を増やすべきではないか

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

 

  地の文が落ち着いていた

  主人公の性別が不明だった

  オチはミステリーだった

  男同士には納得した

  男同士の衝撃がすごかった

  意外だった。書くとは思わなかった

  繊細な文章で雰囲気は出ていた

 

などがありました。

 

作品名:メルヒェンハフト三角形

作者名:志扇音憑

質問事項:

1、読んでいて説明不足が気になるところはありましたか。

2、説明不足がいい味出している作品を教えて欲しいです。

 

質問の回答としては     

 

1、

・最後が悪い意味で説明不足

  説明不足と説明しないは違いのではないか

  説明しない、と最初からわかる

 

2、

・『長いお別れ』

・『バイバイ・ブラックバード』

  『オーデュポンの祈り』

  『マフィアとルアー』※漫画

  『空の境界』

  『成程』※漫画

  『我もまたアルカディアにあり』

 

などがありました。

 

また、

 

  りんごの比喩はミスマッチではないか

  設定を活かしきれていなかった。長編の冒頭風であった

  最後(後半)を重んじてもよかったのではないか。少々弱く感じた

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

 

  物語シリーズっぽさを感じた

  好みだった。

  「でらり」りんごの比喩が語感からよかった

  会話が芝居風で味を出している

  展開に唐突感があった

  ヤンデレだと思った

  リンゴ=心臓、という解釈をした

  状況ぶっ飛んでるからハシビロコウがいい味を出している

  文章がうまかった。

  構成から考えるとよりよい

 

などがありました。