批評会( 7月3日)

作品名:腕

作者名:小野町子

質問事項:不気味な雰囲気を出せていたでしょうか?

 

質問の回答としては

 

・不気味さを感じない

  不気味さを出すなら、段階的に迫ってくる描写があるといい

  不気味さは最初で分かる

  不気味でなくもない

  雰囲気好き

  得体の知れなさがあるといい。参考:『片腕』(川端康成)

  全体を見せるのではなく、一つの物に焦点を当てるとよい。不安を演出できる

 

などがありました

 

また、

 

  もっと長めだとよかった

  淡々としていて山を読み飛ばせてしまった

  心理描写もっとほしかった。葛藤など

  繰り返し表現や意味の重複が見られた

  夢を繰り返す割に進展がない

  主人公の衰弱に、視覚的な描写があるとよい

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

 

  アイディアは面白い

  出だしから不気味さがある

  逆に現実味がある

  後味の悪さ良い

  田舎社会の情報の速さは怖さ出てた

  読みやすい

  おもしろかった

  プロットが決まってて安心して読めた

  設定が作り込まれていてよい

 

などがありました。

 

作品名:俺とあたしとあなたの話。

作者名:五月雨 空星

質問事項:あなたのトランスジェンダーセクシャルマイノリティに対する態度、考え方(生理的に無理、許容できるなど)を教えてください。

 

指摘としては、

 

  最後投げちゃったのがもったいなかった

  ラストのメタは、突然出てきた感じがした

  最初から性転換志向なら納得できた

  全体的に忙しい

  テーマと人物の割にページ数足りない

  いろいろつめこみすぎ

  いらない描写がある。作者がやりたいだけではないか

  テーマに対する整合性がとれていない

  考えさせるというより意見の押しつけのように感じた

  都合のいい敵を出すべきではない

  人物それぞれに語るところがあるのに、分量のために語れていない。

  女子として読みづらい

  終わり方意外だった

  流れ作業的な解決

 

などがありました。

 

また、そのほかの感想や肯定的な意見としては

・すごい

  テーマについて考えさせられる作品

  今までで一番好き

  着目点がすごい

  ショータ君の語りが物語以上に心に来た

  楽しく読めた

  異性愛→同性愛のシーンが面白かった

  今までで一番笑ったが気に入らない

 

などがありました。