批評会(5月1日)

作品名:キミカゲライター

作者名:冬原

質問事項:もっと詳しく描写すべき場面、逆に不要だと思う描写などを教えてください。

 

質問の回答としては

 

・描写不足を感じなかった。

・病気の説明をP16上L23あたりへもっていくとよい。

・接触感染について、秋名が知らないのはおかしいのではないか。

・病気の描写で、隔離されている設定などが現実味を出すために必要ではないか。

・花のビジュアルについての描写がもっとほしい。

 

などがありました。

 

また、

 

・p8L5(上)三人称の表現が不自然だった。

P15L17()の「舌打ち」には違和感がある。悪意や攻撃意志がないためか。

・登場人物全員が「女」だと気付かなかった。

・病気が治ったのかわかりにくかった。

・伏線がほしい

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

 

・描写が丁寧だった。設定の使い方もきれいだった。透明感がある。

・プロットが決まっている分、話がしっかりしている。

・冒頭句が内容とあっている。また、結末と対応している。

・キャラがたっている。

・地の文と会話のバランスがよい。

・思い出によって咲く花が違うのはよい。

 

などがありました。

 

 

作品名:記憶の中の奥の闇の光

作者名:松葉 醇平

質問事項:どこが回想でどこが現実かわかりましたか? 無駄な文章表現はありましたか。また不足だと感じたところはありましたか。

 

質問の回答としては

 

・無駄はない。削ったところはある?

・時間軸交差がして、よみにくかった。しかし、よかった。

・回想/現実がわかりやすい。

・回想の混乱が文章でわかる。何回か読むとわかる。

 

などがありました。

 

また、

 

・うわさの場面が急だった。ご都合主義的ではないか。

・菊と父の会話が読みにくかった。(ただし“記憶”としては合っている)。

・「じいさん」の連呼が気になった。

・現実に戻ったときの場面がギャグにとれなくて辛辣に聞こえた。

・「ベッド」「伝染病」の表現が合っていなかった。

・固有名詞はしかたないが、分量を調節したほうがいいのではないか。

 

などの指摘がありました。

 

そのほかの感想や肯定的な意見としては

 

・情報の出し方の工夫はよい。

・“花”がビジュアル的にも描写がいい。グロテクスさがよかった。

・最後のあやめやうわさのくだりは面白かった。

・精密な描写がよい。

・村のところの描写が自然だった。村社会の設定がよかった。

・タイトルの理由が聞きたくなった。

・作品に合う言葉遣いをしていた。

・プロットからの発想素晴らしいと感じた。

 

などがありました。