作品名『ファンタジィ論』
作者名『八雲辰毘古』
質問事項:気に入った表現や喩えはありましたか。あるならいくつか教えてください。
作者から
なろうに投稿していたエッセイ。
なろう小説に対する批評文
・深くは読めてはいない
→自己満足の文章(他人に読ませる文ではない)
①文体が合ってない
②結論がよく分からない→新しい考え方が引き出せていない(オリジナリティの欠如)
③たとえ話→必要か? ※本当に入れる必要があったか
カラオケの喩え→逆にマンネリじゃね?
分かりやすい喩えを用いるべき
内容を踏まえて
→P61 0~文章が重い
作品からジャンルに一気に飛躍するのはオタク的見方?
詩を書くから詩人→同意できない
文章に関して
P69の敬称の不一致→氏、さんなどなど。
一面からものを見ていて、薄い。
→「二次創作」と「インスパイア」の違い
源氏物語の長恨歌のくだり
→読者を想定して書いている
⇒本論の問題と少し変わって来る
ラノベ、一般、純文学のくだり
→一緒くたにして議論するのが間違いじゃないか?
文庫と単行本とで価格帯が違う、売り上げで判断するのは尚早
一年生がこれだけ書くのは凄い
→もっと深めて書いていける(はず)
・気になった点
①判断材料があやふや →冒頭、面白いか否かの判断 →周知の通りだよという表現
②主張、たとえ話のパターン→たとえ話がわかりづらい。
③読み手が誰なのかを想定していない→読者は若者でしょ?
→一年生にしては凄い。
・水増ししすぎ
→同じ内容の繰り返し、引用。
何を言いたいのかがわからない。
非常に衒学的→物知りアピール
論の中で言いたいことはひとつかふたつ
→散発的
→P64 非常にアナクロニズム(歴史の話)
細かいところで思い込みに立脚している。
→大黒柱まで抜け落ちている
※この論を踏まえて、作者さんは何を書くか?
・タイトルは「論」だが、内容はエッセイ
文体の割には、内容が薄い。
→論としては薄い、が、エッセイとしては面白い
気に入った表現
○種がなければ~
○水や気体を~
○林檎の樹に綺麗な花を~
⇒「自然」に共通している → 綺麗な表現
・(補足)ここ十年、二十年「純文学」は明らかに「エンタメ」の方向に向かっている。
・『ファンタジィ論』というよりは『ファンタジィな論』だったなあ
→読んでいろいろと考えが及ぶ
少し覚え書き
→冒頭の導入部分
⇒読者を楽しませようとする要素はある、中身は……?
中途半端になっている
P65○種と花の比喩
○ムスカ大佐のくだり
⇒比喩の使い方を意識してほしい
ファンタジィ論→対象が狭い(ネット小説に限定している)
作者から
この作品はすごく欲張った
寄り道をたくさんした→楽しんでもらおうという意思はあった
比喩から比喩へわかりにくくなった
⇒批評文は「説明文」ではない → 読者をバカにしていた節はあったかも
読者にわかりやすく、という考えにシフトしている。
作品名『対東京最前線MACHIDA』
作者名樋田和彦
質問事項:文章は読みづらくなかったですか?
作者から
謝罪①タイトルを考えたくれた方に焼土下座
②本のページ数合わせのため、執筆。三ページ書いたからいいや終わり
③内容に関する全面的な謝罪
・相模大野駅の構造が現実と違う
・嘘つくのをいいかげんにやめろ!
→自分の筆名で書け!
←判例がないし、名誉棄損的なことはしていないので大丈夫!
あたまがとろけちゃう文章! → もう意味わかんない!
⇒面白かった。
・読みやすいと思うたか?
あたまがとろけちゃう文章
きたない!(ずるい!)
・読んでいて不安になる文章
・すごく面白かったです
→レポートの使い回し、→嘘だったのかよ! →あの期待を返せ!
読める文章だったけど(むしろ読みやすかったけど)、まともに作品書け!
・小田急線→確定を待つ必要はない
・疑うべくもない! の文章が好き!
作者から
真面目に書いていることは確か。
アイヌの知識は前もってあった。
近代小説的文体→社会的自我を持っている
⇒その語り手に自己言及させたらどうなるか?
アイヌのDNAが語り手→近代的自我を得たら。
以上の2作品を扱いました。
2014年秋号には五月雨も一作書いているので、明大祭には是非おこしください!
(露骨な宣伝)
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