批評会(6月13日)

6月13日 批評会

 

風鈴の音に誘われて、気分はさらさら雲の上

 

【第一回】

 引き続き、五月雨が執筆を担当しております。まずは更新停滞のお詫びということで、漢の土下座を(概念上で[=言葉という記号の上で])します。

ズザッ!(渾身の申し訳なさを画面上の活字に乗せてタイピング)

まずは被告人にも弁解の余地をください。小生、四月から一人暮らしを始めまして、生活費は我が身ひとつで稼がねばならなかったのです。それはもう長く苦しい持病との戦いでもありました……(大ウソ)

[次回へつづく]

 

作品名:あまい

作者:備前Q子

質問:登場人物の性別設定は適切だったか

 

<以下、批評内容>

・前の作品と比べて読みにくかった

・性別について、違和感はなかった

・曲とのつなガリは薄い

・年齢と精神年齢の対比

小学生と大学生

・流れが追いやすく、読みやすかった

・ぐちを流しているような毒の強い文章

・性別は間違っていないが、女子っぽさはない

・キスシーンは良い印象を持った

 →しかし、そこまでの流れがつながっていないような

・二人の関係についての情報が足りない

・クランチ文体を調べると良いかも

・共感する人は多くても実際には書けない文章

・性別はこれでOK、異性だったら危なそう

・彼氏にかけている文字数のわりに存在がザコい

・映像をとりたい理由が唐突

・文体が好きな作品

・最後のきれいな感じがサブカル女子っぽくて良い

・歌詞よりは曲調に合っている

 

続いて二作目

作品名:パストビジョン

作者名:山本葉助

質問事項:話は伝わりましたか

 

<以下、批評内容>

・意味は伝わったが、話は伝わらなかった

・描写が細かすぎて長い。

 →もっと省略できるし、テンポをあげられるはず

・表現がかたい、なじみのな言葉

・二字熟語の多様はくせ?

・音読して伝わりにくい文章

・チャラい→戦う→強い→かっこいい!

・人間関係が見えない

・過去だったり裏側だったり、ちょっとした設定が分からない

・最後の最後になぜ回想を?

・話全体を通して何を言いたかったのか

・文章としては上手い、けれど作品としては退屈

・シリアスな話とシリアスになりきれない主人公

 →どちらかに統一してほしい

・共感できるキャラじゃないのに主人公の心情描写が多い

・ライトノベルっぽさを目指していなたのならキャラクターの良さを出していってほしい

・回想表現は伊坂幸太郎を参考にすると良い

・キャラが立ってない、もったいない

・作者自身の持ち味が前作などよりすくない

・バトルシーンが盛り上がりに欠ける

 →同じことの繰り返し

・序盤の殺しのシーンが個人的に盛り上がったけれど、盛り上がるべきはここじゃない

・もっと感情を出していっても良いかも

・漠然と話は伝わった

・バックボーンが見えてこないので理解しにくい

・ちょっとした行動にもこだわりを持つとキャラに深みが

 →ガム、タバコなど

 

以上の二作品を扱いました。