批評会(6月27日)

6月27日 批評会

 

ヴィレッジヴァンガードこそ安寧の地......(日記はここで途切れているようだ)

 

【第三回】

 今回はキャンパスの話をしましょう。(もはや当初の主旨は微塵もない)私の通っている中野キャンパスは、はっきり言って設備が新しいだけで何の価値もありません。ですので、よほどのことがない限り来ることはおすすめしません。しかも、風の噂によれば、まだこのキャンパス50パーセントしか完成していないのだとか。言うなれば、生田に次ぐ第二の流刑地。(これは生田キャンパス様に失礼な表現ですね。謹んでお詫び申し上げます)とはいえ、中野ブロードウェイはとても面白い複合商業施設なので、一見の価値はありますよ。

[次回へつづく]

 

作品名:聖女インモラル

作者名:冬原燎

質問事項:話の流れはどうでしたか?

 

<以下、批評内容>

・四番目の✽から早い

 →単語などからザックリした印象

  後半は実況描写が多くなっていてまとめようとした感じは出ている

・現実世界なのに扱われる物は非現実的。ファンタジー

・作者に書きやすい設定・構造?

・スタンダードな筋書きにはテンプレじゃない要素、工夫を

・基本はしっかり抑えられていた

・面白い、人物描写、話の流れは上手い

 →けれど、上手くまとまりすぎていて挑戦心を感じない

・悪役をもっと強くしたどうでしょうか?

 →主人公の側の一方的な暴力とも取れるシーン

・P15、下段などつっかかるシーン(P17、中段)

・聖女という言葉が一貫して使われていたのは好感

・展開は早いけれど、五ページとしては納得

・「時間の経過」と「人物の関係」の関連を見たかった

・P15、セクハラの比喩

 →作品の雰囲気にあっていない?

・「…(三点リーダー)」が少し目立つ、他の方法を

・三人相手に勝てた、普通の人は勝てるのか?

・キャラ同士の距離が変わるタイミング

・内容面での聖女の話を

・ページを気にしないで作品を書いてもらいたい

 →なんとなく現代日本っぽくない→昔の日本とかにしたら?

・「三人倒す」よりも「人を殺した」ことが大切?

・コンビネーションとかを見せるために文字数を割いても良いかも

 

続いて二作目

作品名:アリス・コンプレックス・ライブ

作者名:九楽快

質問事項:面白かったか

 

・面白く、なくはない

 →君が悪い

・何が起きているか理解はできない

 →けれど話としてはまとまっている感じはする

・やろうとしていることが面白い

 →内容は普通

・ありすちゃんの成長が描ければ話の「軸」になりそう

 →現時点で「軸」はない

・全体としては、そこまで君の悪さはない

 →P19の服などに関してはすごく怖い

・「街頭テレビ」って表現が古い?

 →浮いているよな気持ち悪さ

・作者の願望

ところどころ作者の声で再生される

・ありすちゃんの成長は見たい

・面白いとかではなくほっこりした

・成長してもないし、えぐってもいない。

 →読んだあとに何も残らなかった

・起承転結の「転」が短い

・作品を通してふわふわしている

・「いい感じ」 人物の感情もふわふわ

・髪型など、統一した表現を

・単語のチョイス

・作品と作者の分離が出来ていない

・意味のない、活きてこない設定

・読者のことを考えられていない

・思いついたものを並べているような

・作者が前でに出てくる 他者に開かれていない

・プラトニック

・思い切りが足りない

 →ロリ部分をつきつめる方法も

・作者の他の作品と重なる

・主人公的にはハッピーじゃないエンド?

 →前作を考えると、複雑な心情が見える

  けれど、これ単体では伝わらない

・やりたいことは分かった

 

以上の二作品を扱いました。