批評会(11月22日)

こんにちは、会計の松葉です。最近記事を書くのが批評会から十日近く経ってからなので、どんな内容だったか思い起こすのに一苦労ですし、先々週の話なのに「本日の批評作品は~~」と、さも遅滞はなかったかのように臆面もなくいけしゃあしゃあと活動報告を垂れるというまさに痴態ここに極まれり、ともうそろそろ何の話かわからなくなってまいりましたので、批評会の活動報告をさせて頂きます。

 

本日の批評作品はAir-Starさんの『Be Dying Forever(2013夏号)と、山本葉助さんの『レイン()の2つです。

 

 

レイン』の質問事項は「雨の雰囲気は伝わりましたか」です。質問に対する返答として、

 

・雰囲気はとても良く出ている。

・雨の様子をもう少しぼやかすと、より雰囲気が増す。

 

などがありました。その他の批評は、以下の通りです。

 

・女性の正体を明かしていないので、色々想像できる(火事を連想させる煙草の火、灰皿に溜まった水、など)

・雨の表現が、重複することなく言い換えられているので、多彩に感じ取る事ができる。

・雨と心情を絡めるため、一人称でも良いかもしれない作品。

・情景がイメージしやすい(←→状況がわかりづらいという意見も)

・場面を変えるのならば、段落も変えたほうがよい。

 

 

Be Dying Forever』の質問事項は「この作品をどのように(どこまで)解釈しました(できました)か?」です。質問に対する返答として、

 

・リョウが主人公の子供で、夢の中で会話している?

(読みやすい、理解しやすいが)無理に解釈しようとする内容ではない。

 

などがありました。他にも

 

・死をテーマにしているが、宗教色は薄いので、ファンタジー物を読んでいるみたい。

・会話でほとんど明かしてしまっているので、解釈の幅が狭まる。

PVだと思えば面白い(冒頭の曲は作品のイメージで、中身はPVを意識しているという作者の話をうけて)

・生や死のスタートとゴール、作者が考えている意味をきちんと提示したほうが良い(生死観には、生まれた瞬間からが生、又生後○ヶ月からが生だというものや、脳死は死に数える数えないなど、多様な考えがあるので)

・比喩は丁寧に(ネオンの所)

・生死観を論じるなら、引用ではなく、作者の思想や主張ももっと入れて欲しい。

 

等、多くの批評がありました。前回同様、難しいテーマを扱った作品なので、批評者の中でも意見が割れる事がありました。

 

 

大分気温も下がってきたので、風邪には気を付けてください。うちのエアコンはずっとフィルター磨いてあげてなかったので口臭が腥いです。同様に長らく暖房選手を干してた家庭は気を付けてください。適度に登板機会を与えてあげないを、痛い目を見ます。何の話でしょうか。来週も来てくださいねっ。