批評会(6月28日)

こんにちは、活動報告を書くのは何気に初めてな支部長の狛犬です。

べ、別に忙しかっただけで下っ端にやらせて楽しようと思ったとかそんなんじゃないんだから!勘違いしないでよね!

まあ、松葉君を酷使してしまった罪滅ぼしになればいいかな、と。

 

 

今週の批評会作品は嶋の兄貴さんの『ハンニバル(2013年度冬号掲載)』と、中田結貴菜さんの『黒の舞い手(2013年度新入生号掲載)』でした。

 

 

ハンニバル』の質問事項は「戦闘シーンは分かりやすかったか」また「名前等のカタカナはつっかからなかったか」でした。

では、まずは質問事項について。

 

戦闘シーンは分かりやすかった

・突っかからなかったが、名前に少しつっかえた

 

以上の二点が主な指摘でした。二点目の理由として指摘された事は

 

・視点が混ざってしまっている事があるので、明確にしたほうが良い

 

というものでした。他にも

 

・経過を纏めて書いてくれるのが分かりやすい

・歴史を知らない人に対して丁寧であるのは好印象

・何処に焦点を当てるか(個人か団体か)に気をつけると良い

・数字が歴史に正確すぎて、キャラクターが活きている感じが失われる

 

などの指摘が寄せられました。細かい所にまだまだ改善点はあるものの、かなり完成度が高いものであると私個人としては感じました。他の部員の方々も概ね私と同じような感想だと思われます。

 

 

つぎに『黒の舞い手』について。質問事項は「話の流れはどうでしたか」でした。

質問事項について寄せられた意見としては

 

・灰汁の無い、基本に忠実な流れだった

・綺麗だが高揚感が無かった

 

といったものでした。基礎はできているのでもう一捻り、というのが皆さんの共通見解だったようです。

また、文章内容に関しては

 

・説明をシーンにするとキャラが深まってよい

・作品の雰囲気に合わない言葉が散見される

 

という指摘が寄せられました。

また、今後の作品を書く上での話として

 

・一人称と三人称の欠点を理解してどちらを選ぶか考えると良い

・重複表現があるので気をつけていくといい

・ダッシュは偶数で使う事

 

といった文章作法の注意や今後の課題も挙げられました。

 

中田さんは新入生の方でもあり僕と同じくファンタジーよりな作品をお書きになるので個人的に応援しております。次の作品をお待ちしております!

 

 

以上で今週の批評会の報告を終わります。

初めて記事を書くので至らない所、読み辛い所があると思われます。申し訳ありませんでした。