批評会(6月21日)

遅れてすいまそん。サボってたわけではありません、記事のことが少々記憶からブッ飛んでました。直ぐに報告をはじるめので許してくさだい。

 

 

今週の批評作品は、金野譲治さんの『浦沢直樹著『20世紀少年』における「ともだち」の正体をめぐる諸考察(2013年冬号掲載)』と、下種の極みさんの『ココロガナガスチトナミダ(2013年春号掲載)』です。

 

金野譲治さんの質問事項は「20世紀少年を読みたくなったか」とのことでしたが批評会直前でこの質問は放棄されました。ですが皆さん積極的にこの質問に答えていました。積極性◎です。

主な批評内容は以下の通りです。

 

説明不足なところもあるが、人に読ませる力がある。

20世紀少年を読みたくはならないけど、一度読んでると読み返したくなる。

本論が出てくるのが遅い。最初に結論を出したほうが良い。「序論→本論→結論」

問題提起をはっきりとしたほうが良い。

読者層を意識したほうが良い。

単なる作品の賛美には止まらない、素晴らしい出来。

序論が2回に分かれてしまっているので、「nobody」の例を最初に持ってくるとスッキリするかも

 

文章面に関しては間然するところのない素晴らしい出来であるとのことでした。あとハイデガーの「存在と時間」から着想を得ている(間違ってたらごめんなさい)っぽいので、その出典を明記してくれるとはなまるだということです。

 

 

下種さんの質問事項は「主人公を見ていて心が痛みましたか。苛つきましたか」です。質問に対する返答としては

 

苛つきさえすれど痛みはしない。

主人公、というより登場人物に何の感情も湧かなかった。

 

というものがありました。後者の返答の理由としては「ストーリーや場面のつながりに脈絡がないので、感情移入できないし混乱する。キャラに個性がなく、必要性も感じない。精神と台詞が乖離しているところもある。故に、登場人物の葛藤や感情の変化が見えてこない」だということです。

以下がその他の意見やらになります。

 

主人公が独善的すぎて、偽悪を肯定している物語に見える。

表現の重複に気を付けよう。強調したい言葉などは、接続詞なども考えて使うと良い。

ドラマ作りに難あり。ドラマ(又は恋愛観)は他の作品からインプットできるものなので、小説や漫画、映画などを参考にするとよか。

ストーリーに拘り過ぎているところがあるので、細部をもっと気にかけると良くなる。

表現が直球なところがある。

 

今回もキツめでした。こm下種さんの作品は色々な意見が出やすいですが、きっと愛の鞭的な何かでしょう。自分にとっても、参考になります。何を言ってるんでしょうか。

 

 

以上で今週の活動報告は終わりです。今週ってお前 もう木曜日だよとか、気持っち悪い文章だなぁまた松葉か、とか色々思うところはあるでしょうけど、すいません、許してください。野球見たりゲームしてたりで私も忙しいんです。

 

最近気候の変動がすごいので、体調管理をしっかりとしましょう。朝までクーラーつけっぱなしで寝ないようにね。電気代凄い事になるよ。