批評会(12月7日)

こんばんは、昨今の急激な寒さに耐えかねてひきこもりがちになっている会計の西東実です。

かなり遅れてしまいましたが、12月3日に行った批評会の活動報告を行います。

 

森本まさとさん・作『誠実の時間』

質問事項:定年退職を控えたサラリーマンの雰囲気は出ていたか。

・社会人らしさはあるが退職間際の雰囲気が出ていない。

・主人公の個性をもっと描いてほしい。

・主人公に感情移入できない。

・説明の省き方がうまい。

・ちゃんと取材したからか、リアリティがある。

などが主に挙げられた批評です。

リアリティの高さを評価されてはいたが、細かな部分でのツッコミが目立った気がします。

 

副長工兵さん・作『青い誕生日の眇たる事柄』

質問事項:南海読み直して、人間関係を把握できたか。

・一人称のためか人間関係が把握しづらかった。

・皮肉めいた表現がよかった。

・雰囲気を楽しめた。

・毒が薄い。

・一部表現が強すぎるきらいがあった。

などが主に挙げられた批評です。

雰囲気や独特の言い回しが評価されたが、長さが足りないことやこの作品の持つ個性としての毒が薄いことを指摘されていました。