批評会(11月16日)

全力で未完成!どうも副編集の御影那由多です。

 

今回の批評作品は芳野葵「ちょうか」と嶋崎智一「ハンニバル」の2作品。

 

まず芳野さんの「ちょうか」です。質問事項はタイトルの意味は読み取れたかでした。

 

批評としては

・文句のつけようがないくらい良かった

・ファッションの知識不足でネタ被りが起きている

・序盤でウ音便が多い。現在形、体言止めが続く部分がある

・文章の推敲ができていない箇所がある

・幽霊であることをぼかし続けていた方が良いと思った

・一文が長いところがある

・設定を生かし切れていない

といったものがありました。

 

基本的には良い評価が多く、これからどうすれば伸びていくのかということを考えての細かい批評が挙がっていたと思います。

 

次は嶋崎智一さんの「ハンニバル」です。

質問事項は戦闘やその他の描写は、小説として読みづらくなかったか。

小説としての面白さはあったかでした。

 

批評としては

・表現がおもしろいところはあったが、歴史小説としては面白くない

・重厚さが足りない、セリフで三点リーダー・!が多すぎる

・キャラクターが見えてこない

・情景描写が不足している

・背景が見えてこない

・戦争の血生臭さが足りない

・比喩の使い方が上手い箇所がある

・ボリュームが足りない

・もっと自分なりのハンニバルを書いてよかった

・小説としては心情描写が少ない

・決闘のシーンは上手かった

などなどここに書くには大変なほど多数の批評が出ました。中には厳しい意見もありましたが、作者さんの書きたいという熱意が伝わってくる作品だったというのが感じられました。