批評会(10月12日)

どうも、副編集の御影那由多です。

久しぶりの活動報告です。

 

今回の批評作品は2012年夏号から片岡耕平『本日の献立「豚肉のニンニク醤油焼き」』
と夜野響『影を投げる』でした。
質問事項は前者が『BLってこんな感じ?』『登場人物の語った議題について何か意見があればお聞きしたい』

後者が『世界観は分かりづらくなかったか』

 

まず『本日の献立「豚肉のニンニク醤油焼き」』の方から気になった批評をまとめると

・雑談が本編とそれほど関係ない

・終わり方があっさりしている

・BLというイメージと違う

・結論が先に出ている

・会話が淡々と進み過ぎている

・風景や空間の描写が少ないのでイメージがしづらい

などでした

 

質問内容の返答としては

・(作者が意図している商業的な)BLとは違う

・雑談が本編とあまり関係ない

でした。

 

 

次に『影を投げる』の気になった批評をまとめると

・ヒロインがファンタジー世界の住人なのか偽りなのか読んでいかないとわからない

・主人公に混乱がみられない

・シーンに具体性を持たせる描写を入れた方がいい

 (随所にそういったことができているシーンがあるので惜しい)

・同じ表現が7連続する箇所があった

・伏線の張り方が丁寧(←丁寧すぎるという意見も)

などでした

 

質問内容の返答としては

・世界観はわかりやすかった

でした。