批評会(9月28日)

今週の金曜日はずっとうつらうつらしておりました、渉外の副長工兵です。
批評会後の飲みに参加された方には、非常にお見苦しいものを見させてしまい非常に申し訳ありませんでした。


閑話休題。
今週の批評作品は「crazy snow white(マッキンリー三村又吉)」でした。
質問内容は「ヤンデレって何? それっぽかったですか?」でした。
今回は批評会に参加してくださった方が少なく、一年生に関しては一人もいなかったというのが少し悲しかったです。

作者さん曰く「実験」の作品だったということでしたが、批評内容を挙げますと、
 

・文体はくどいが、気にならないぐらい読みやすかった
・主人公の立ち位置が曖昧で個性が弱い、狂言回しの機能しかない
・ストーリーがノンストップで進むので、休憩ポイントが欲しい
・浮いている会話部分や絶叫シーンがある
・ストーリーの一貫性に欠ける
・ヒロインが、他のキャラの個性に隠れてしまっていて目立ってない
・文章の盛り上がりに欠ける、平坦にしか書かれていない
・設定に粗が目立つ
・一番読みたい所が書かれていなかった
・ここまで長い作品である必要が無い
・ヒロインの病み方が前半と後半で変わっている
・主人公のツッコミがあまりにわかり易すぎる
・主人公のヒロインに対する恐怖心が微塵もないのはおかしい
・主人公が努力もしなければ、特別な能力を持っているわけでもないというのは…

質問内容のみに絞りますと、
・この手の作品(コメディタッチ)のヤンデレとしては正解だと思う
・ヤンデレにくくるにはキツイ

 

というような感じでした。

 

 

特に、「ヒロインの告白」シーンにほとんど触れていなかったのがもったいないという意見は多かったです。
作者さんによるとひとつの物語の中間のエピソードを持ってきたから、告白シーン等はなかったそうです。

また「ヤンデレ」というのは人それぞれで非常に定義付けが難しいようでした。
というわけで、ぜひ「アンサイクロペディア ヤンデレ」で検索してくださいね。

秋号の締切まで一週間を切りました。
作品を出される方で、まだ書き終わってない方は、修羅場って……頑張ってくださいね。