北海道の交通事情体験記 (坂本晴人)

おはようございます。ああ、あなたがこれをいつ読んでもいいように、
こんにちは、こんばんは、そしておやすみなさい。

 

さて私は8月の1日から3日まで北海道に行ってきました。
帯広→旭川→札幌と三日で500キロ走る随分な移動量でした。
この歳にもなって家族仲良く旅行に行くなんて世間では変に見られるようですが、
まあうちはうちです。そういうもんなんです。

 

それにしても北海道、広かったです。
北海道はでっかいどう! とか言ってる場合じゃなかったです。広過ぎです。
とりあえずは一番印象に残った北海道の交通事情について書き置きたいと思います。

 

・一般道でも90km/h超え
もちろん全部がではないです。
ですが富良野近辺のなだらかな道だとそれくらいが普通でした。
帯広・旭川近辺は大体70km/hでしたでしょうか。
札幌は流石に交通量が多いのでそこまで出すことはなかったです。
ただ、富良野を走ってたのは朝8時台だったので、
出勤時刻に間に合うように急いでたのでは? という可能性ももしかしたらあるのかも。
あ、ちなみに高速(道央道・道東道)の追い越し車線は140km/hくらいで走ってる車を結構見ました。
下手に追い越し車線に出たら後ろから煽られてどうしようかと思いました。

 

・充実している雪対策
指定方向外進行禁止の標識(青いあれです)の矢印が左下に向いているやつ、
あれの存在意義がやっと分かりました。
雪が降ると中央分離帯が埋まるから、あれがないとどこまで走っていいか分からないんですね。
他にも除雪車のためか、ここまでが道路だということを示しているらしい、
歩道との境にぶら下げられている棒(?)も北海道各地で見られました。

 

・「みちなり」
カーナビで初めて見る表記でした。
「ここからしばらく道なりです」って、道なりって、約60キロ道なりって仕事しろよこの野郎。
道東道でトマム周辺を走っていた時、カーナビに道路と川しか表示されなかったのも驚きましたが。
何にも文字が書いてない画面は目を疑いました。


・ほとんどガードレールがない
というか札幌・旭川の中心部を除いては、
ガードレールどころか歩行者がほぼ居ませんでした。
だから必要ないんでしょうが、三日目に札幌に入ってガードレールを見た時、
なんとも言えない程の違和感すら覚えたことを覚えてます。

 

・路肩が超広い
ガードレールがないのと呼応してますね、これ。
自転車が二台並んでも余裕なレベルの路肩は初めて見ました。
基本的に土地が余ってるからでしょうが、一般道でも定期的に待避所みたいなところがあって、
ここでどうぞ休憩して下さい! みたいなことが書いてありました。あれも驚きましたね。

 

・左車線は路駐レーン
札幌・旭川市内で苦しめられました。
何事もなかったかのように交差点の直前で駐車してる
タクシー(客を乗降させているわけでもない)を見た時は正直言って諦めました。
かといって右車線を走るとなると……。

 

・進行方向指定レーンが存在しない
(私にとっては)おなじみの右折レーン、直線レーンとかがどこにも存在しないんですよ!
こういう理由でこれまたえらい目に遭います。 
二車線の道で路上駐車をかわして右車線に移り、そのまま真っすぐ進んで行くと、
先行車が突然右ウインカー点灯。左に移り直すこともできずそのまま待機なんてことに……。

 

・二車線またぎの右折は普通
しかし何よりこれが一番閉口させられました。
札幌で上り二車線・下り二車線の幹線道路を走っていた時のことです。
交差点でもない、信号もない、ただ確かに右側にはドラッグストアの駐車場がある。
そこで何の前触れもなく先行車が右ウインカー点灯。
結局50メートルぐらい先の信号が変わって下り車線が途切れるまでこっちも待つ羽目に。
マナーの悪い奴が居るもんだなあと思っていたら、更に同じ光景を二回ほど目にしました。
どうやら向こうではそういうもののようです。

 

他にも聖地平岸高台公園や、どこでも居たチャイニーズの話もしたいですが、
とりあえずはこのへんで。